PT構築紹介『ラティキッスキザン』

今晩は。先日9月23日に広島でしゃどさん主催のオフ会が開かれました。

5勝1敗で総合結果は優勝し今回はその構築の紹介です。

私が構築を組む際対雨パが最大の課題でした。

バンギラスでは天候補生を含めてもニョロトノに強いとは言えず。
威嚇で大きく弱体化してしまうのでユキノオーを組ませスタンに近い形で構築しました。

また霊獣ランドロス(威嚇)の使用率は非常に高くこれを利用する事が可能なキリキザンを構築に入れることで選出を制限しこれを解消した。


ラティオス@ドラゴンジュエル
実数値 156-x-101-181-130-178
流星群 目覚めるパワー地面 光の壁 まもる

めざパ地面個体。
このパーティは主に霊獣ランドロスキリキザンを主に選出することが中心の構築である。
構築名は『ラティキッス』とあるがドラゴン最速+相手がフルパワーでも幅広く縛れる事に価値を感じた。また光の壁は使い勝手がよく、行動回数が流星群+@の2回程度が多いラティオスにとって場のサポートを無駄なく行える。
目覚めるパワー地面はメタグロスまた唯一炎打点を半減できるポケモンヒードランへの貴重な打点となる。

トゲキッス@たべのこし
特性:てんのめぐみ
実数値 192-x-116-140-149-132
エアスラッシュ ねっぷう 追い風 この指とまれ
構築の中心的サポートとなるポケモンとしてトゲキッスを採用。
天候解除としてユキノオーを採用しているが、対雨パには当然このポケモンに対策するポケモンが存在している。
しかしこのポケモンを採用しない場合でもこのゆびとまれを使う事でラティオスキングドラに縛られることがなく戦闘を優位に行える。
また戦術の幅は広くまもる+追い風orこのゆびとまれ+光の壁など多彩なパターンを展開する事が出来る。
ねっぷうは2体同時技+メタグロスへの貴重な打点となる技で特性により大幅にアドバンテージを獲得する可能性を得ている。
この個体は穏やかだが臆病個体を使用した場合特殊耐久に若干の不安があり、穏やか準速に落ち着いた。

霊獣ランドロス@ヤチェのみ
実数値191-170-111-x-101-157
じしん いわなだれ とんぼがえり まもる
種族値+威嚇+素早さ+全体技を持つ圧倒的に使いやすいポケモンで、この構築との相性が非常によく、採用は構築の段階で決定していた。
技はスタンダードな形だがサブ技であるとんぼ返りは戦術の幅をサポートする。
この構築は選出段階でキリキザンを出すことが多く当然マッハパンチに弱い。
しかし威嚇を当てさらにとんぼ返りで返りトゲキッスを選出することでアドバンテージを得ながらサポートを可能にする。
霊獣ランドロス努力値AS振りが多いが氷技+バレットで縛られる可能性が高く、ヤチェを採用しても一致ふぶきを耐える程度の耐久と威嚇を出来るだけ多く繰り返し選出できる事に価値を感じ陽気HSベースの個体を採用している。

メタグロス@ラムのみ
実数値187-187-150-x-128-90
コメットパンチ バレットパンチ しねんのずつき まもる
パーティ構築に当たって対霰パ+高耐久+クレセリアに対しての安定したポケモンで、実数値に関しても文句が付けようがないポケモンで採用を決定した。
技はスタンダードな形で、ラティオス等を縛れるバレットパンチは個人的には外したく無かった。
素早さは無振り90だがスカーフバンギと当たった際追い風込みで抜く事が出来なかった事があり特防を122程度まで下げて95程度まで上げても良いかもしれない。

キリキザン@あくのジュエル
つじぎり ふいうち けたぐり まもる
実数値 172-179-121-x-100-95
物理ポケモンの弱点である『威嚇』を利用でき高威力一致先制技を使える唯一のポケモン
このポケモンがいるだけで相手の威嚇ポケモンの選出を制限できなおかつ凍える風等の下げる効果を持つ技を使えなくする事が出来る。
個人的にハッサムは特性で種族値を上げメタグロスは実値固定ポケモンだと考えている。
どちらも即効果を発動するが特にハッサムは下降する恐れがあるがキリキザンは逆に上昇する。
今回はこの点がポイントと考え採用を決定した。

ユキノオー@襷
ふぶき ギガドレイン こおりのつぶて まもる
実数値 165-110-85-144-105-123
対雨パの天候解除役として最大のポケモン
襷を持たせやすく、無振りでもニョロトノに対しては十分な耐久を持つ。
一致吹雪は文句なく強力で、スイクンに対しても安定して出せる。

今回マッチ戦でしたが4回ラッキーに当たって3回負けている。
スタンとしては抜群に扱いやすいがこのポケモンだけはほぼ対策していなかった。
課題があるとすればこのポケモンを中心に対策したい。